自分で巻爪を治す方法!アクリルを使ってみよう

特に女性に多い足のトラブル「巻爪」。つま先が圧迫されるパンプスやハイヒールなどの靴を履くのでどうしても巻爪になってしまう方が多いのですが、なかなか自分では治すことが難しいですよね。

巻爪を治すには皮膚科や巻爪矯正のネイルサロンへ行くのが一番なのですが、今回は自分で巻爪を改善する方法をご紹介します。ただし注意点もありますので、ぜひ最後まで読んでくださいね。

巻爪とは

巻爪とは、爪の端が内側に巻き込み変形した爪のことを言います。

爪が巻き込むため皮膚を傷つけやすく、そこに細菌が入ると炎症を起こし「爪囲炎(爪囲炎)」という状態になることも。また、よく似た病気に同じく炎症を起こす「陥入爪(かんにゅうそう)」というものもあります。

巻爪でも特に炎症がなく痛みがない場合もあります。ただ、その場合でも長時間立っていたり歩いていると痛みが出たりするので、出来れば巻爪は治した方が良いと言えるでしょう。

巻爪を治すには

皮膚科

巻爪を治すにはまずは皮膚科へ行きましょう。爪の状態を見て病気の診断をしてくれます。多くの病院/クリニックでは巻爪を矯正する処置もしてくれるので、お近くの皮膚科に問い合わせてみてくださいね。

ネイルサロン

炎症を起こしていない巻爪の場合は皮膚科でなくネイルサロンで巻爪矯正を行うことも可能です。

すべてのネイルサロンで行えるわけではないですが、「巻爪専門」などの巻爪矯正を大々的に掲げているネイルサロンがオススメ。巻爪矯正について経験や知識が豊富なネイリストがカウンセリングと矯正を行ってくれるので安心です。

また巻爪の程度にもよりますが、ネイルサロンなので矯正に加えて可愛くジェルやアートをしてくれるところが多いですよ。

自分で巻爪を治すには

巻爪は自分で改善することも可能です。ただし痛みがある場合や炎症を起こしている場合は絶っっっ対にダメ!必ず皮膚科に行き治療を受けてください。

今回ご紹介する方法は痛みもなく炎症も起こしていない巻爪の方に向けたものですので、その点ご注意くださいね。

ある程度長さを保つ

巻爪の場合、フリーエッジ(白く伸びた部分)をギリギリまで短くしてしまうと次に生えてくる時さらに巻いて伸びてきてしまいます。

ある程度長さを保つようにしましょう。わたしの経験上、長さを保っていれば痛みが出ない方が多いです。

ただし靴下に穴が空きやすいのでご注意くださいw

アクリルを乗せる

ある程度長さを出しておけば痛みが出ることもほとんどないと思いますが、巻いている状態が改善されるわけではありません。そこで使えるのがスカルプチュアで使うアクリル。

アクリルが時間経過で自然に硬化し強度が出ることを利用し、爪を上に持ち上げます。こちらが実際に巻爪にアクリルを乗せたBefore Afterです⇓

爪の端が上がっているのが分かりますか?重ねて見ると分かりやすいです⇓

赤い線がAfter、青い線がBeforeの爪の位置なのですが、Afterの方が持ち上げられていますよね。

これはアクリルでの矯正1回目なのでこの程度ですが、続けてやるともっと改善していきますよ。

ただし足にアクリルを乗せるとどうしてもグリーンネイルになりやすいので注意が必要です。またアクリルの扱いは難しいので、慣れていない方にはオススメしません。

では実際にアクリルで巻爪を改善するために必要なものとやり方をご紹介します!

アクリルで巻爪を改善させるために必要なもの

まずは必要なものから。

本記事でご紹介している商品はすべてプロも使うもので私も実際に使ったことがあるものだけです。セットになっているタイプやもっと安い商品もありますが、クオリティの低いものや使ったことがないものをオススメはできませんのでご了承ください。

アクリルパウダー

アクリルモノマーを含ませた筆で取ることによって固まるアクリルパウダー。クリアやピンク、ナチュラルと言った自爪に近い色がオススメです。

アクリルモノマー(アクリルリキッド)

アクリルパウダーを硬化させるために必要なアクリルモノマー。アクリルパウダーと同じメーカーのものを選びましょう。

Nail de Dance ネイルデダンス アクリルリキッド 100ml

スカルプチュア用筆

アクリルモノマーを含ませてアクリルパウダーを取り、形を作る筆。ジェル用ではなく必ずスカルプチュア用が必要です。

ネイルデダンス スカルプチュアブラシZ

プレプライマー

アクリル(スカルプチュア)は爪に水分や油分が残ったままだと持ちが悪くなり、場合によってはグリーンネイルになる可能性もあります。必ず爪の水分と油分を除去するプレプライマーを使いましょう。

ネイル OPI オーピーアイ ボンドエイド(プレプライマー)13ml

プライマー

アクリルの密着を良くするために必要なプライマー。

ファイル

形を整える際に必要なファイル。目の粗さで種類がありますが、180グリッドが使い勝手がよくオススメです。

スポンジバッファ

最後にアクリルを磨くために必要なスポンジバッファ。

MoreCouture スポンジバッファ ソフトパフ 220/280G【ジェルネイル/ネイル用品】

アクリルで巻爪を改善させるやり方

必要なものが分かったところで、やり方を見ていきましょう。

爪を整える

まずは爪の長さと形を整え、アクリルとの密着を良くするためにファイルを使って爪の表面を削って行きます。ある程度光沢が消えればOKなので削りすぎないように注意してくださいね。

プレプライマーを塗る

プレプライマーを塗り爪の水分と油分を除去します。

プライマーを塗る

プライマーを塗ってアクリルとの密着を高めます。

アクリルを乗せる

プライマーが完全に乾いたらアクリルを乗せます。爪の端から端まで乗せてください。

段差をなめらかに。根本までは乗せないようにしましょう。

厚みはそこまでなくてもいいですが、薄すぎても持ち上がりません。クレジットカードの厚み程度でOK。

硬化するまで爪の端を持ち上げる

アクリルを乗せ終わったら、爪の両端を持ち上げます。硬化するまでそのまま!

形を整える

硬化したらファイルで表面を削って形を整え、スポンジバッファで仕上げしたら完成です!

この上からジェルを塗ることももちろん可能。ただし先ほども言ったとおり足へのアクリルはグリーンネイルになりやすいです。できればグリーンネイルになっていないか随時チェックできるよう自爪が透けるような色がオススメ。

また、必ず1ヶ月に1回はオフして乗せ直すようにしてくださいね(グリーンネイル予防)。

動画もチェック

一連の流れは動画でも公開しています。ぜひこちらもチェックしてみてください!

必読!注意点

ここまで自分で巻爪を改善させる方法をご紹介しましたが、改めて注意点を挙げておきますね。

  • 痛みや炎症がある場合は必ず皮膚科へ。自分で絶対に処置しないこと
  • アクリルの扱いに慣れていない方はやらないこと
  • 足にアクリルを乗せるとグリーンネイルになりやすいので注意すること

自分で巻爪を治したいという方の参考になれば幸いです!

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