サロンワークをしていると「ジェルって爪が傷むんでしょ?」「ジェルを続けてやりすぎたからちょっと休憩するわ」なんてことを聞かれたり言われたりするのですが…実はジェルのやりすぎ=爪が傷む、ではないんです。
20年間ジェルをし続けても傷まない
わたしも元々自爪をまったく伸ばせない、伸ばすとすぐ割れてしまうほど爪が薄かったのですが、もう20年近くジェル(昔はスカルプ)付けっぱなし。
20年の間に自爪で長期過ごしたのは出産前後の10日間ですが、自爪は傷んでません。
さて、ではなぜ爪が傷むのか…その理由は「頻回なオフ」です。
傷む理由は頻回なオフ
ジェルネイルは3週間〜1ヶ月ほどで付け替えが推奨されていますが、この3週間〜1ヶ月のサイクルを守っていればまず爪は傷みません。
しかし例えば「デザインが気に入らないから」「1本浮いてきたから、どうせなら全部替えたい」などの理由で1〜2週間ほどで頻回にオフ→オン→オフ→オン…を繰り返すと爪は「ジェルリムーバー(アセトン)」による乾燥と、少なからず必要な「削り」によってかなりのダメージを負ってしまいます。
なのでジェルをし続けながら自爪を健康に保つにはオフをしすぎないことが超〜〜大事!!
1ヶ月以上の放置もNG
じゃあオフを少なくするために2ヶ月もたせるわ!と思ってしまう方もいるかもしれませんが…実は1ヶ月以上ジェルを付けたまま放置しておくことも良くありません。
3週間〜1ヶ月が経過すると大体の場合ジェルと自爪の密着がなくなり、浮いてきます。
この隙間に水分が入り込んでしまうと爪がグリーンネイル(緑膿菌が繁殖し爪が緑色になる疾患)になる可能性が!実は私もむかーしむかしにグリーンネイルにしてしまったことがあります…。
グリーンネイルになるとその部分が伸びきるまでジェルができなくなってしまうので、絶対に避けなければなりません。
働いていたりお子さんがいたりするとネイルサロンへ行く時間もなかなか取れないかもしれませんが、serinailはご希望の場所まで出向く=移動時間が短縮できますので、可能な限り1ヶ月以内に付け替えてくださいね!(ここぞとばかりに宣伝)
自爪を傷ませないためには
さて、オフしすぎない=3週間〜1ヶ月のサイクルを保つことが大切ですが、そのためには浮かないジェルを施術する必要がありますし、オフの削りを最小限に留める技術も必要です。
セルフジェルなども最近流行っていますが、出来れば最低限の知識だけは取り入れてから始めて欲しいというのが本音。
ということで珍しく(?)真面目な話でしたが自爪を傷ませないためには、
- オフしすぎない
- 付け替えは3週間〜1ヶ月のサイクルで
- 1ヶ月以上放置しない
がポイント。
ぜひ頭の片隅にでも留めておいて下さいね!
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