どこかにぶつけたり引っ掛けたりして自爪に亀裂が入ってしまったら…もちろん可能であればネイルサロンで直した方が良いですが、時間がなくて行けない!なんて時は自分で直しちゃいましょう。
今回は亀裂が入った時に自分で補強できる「シルクラップ」のやり方をご紹介します。
シルクラップとは
実は以前も亀裂が入った時の応急処置方法をご紹介したのですが、
こちらはあくまでも応急処置。そこまで補強されないので、少しの衝撃でまた亀裂が入ってしまう可能性があります。
そこで今回、このやり方よりも亀裂を補強できる「シルクラップ」をご紹介します。
このシルクラップとは、シルクやファイバーでできた素材(薄い紙のようなもの)を亀裂の上に貼ってグルーで固めることにより、亀裂を補強する…というもの。
以下の写真は左が亀裂が入った状態、右がシルクラップをして補強したものとなっています。
一体どういう風になっているのかこれだけだと分かりづらいと思いますので、やり方を説明しながら見ていきましょう!
シルクラップに必要なもの
ファイル
シルク
グルー
スポンジファイル
シルクラップのやり方
では必要なものが分かったところでシルクラップで亀裂を補強する方法を見ていきましょう。
まずは亀裂部分を軽くグルーで留めます。
グルーが乾いたらスポンジファイルで爪の表面を全体的に少し削ります。爪の光沢を取る程度でOK。削りすぎないように気をつけてくださいね。
続いてシルクを貼っていきます。まず爪の横幅にシルクを合わせてサイズをはかります。亀裂よりも奥側ではかってくださいね。
サイズがはかれたらシルクを切ります。こんな感じで角を切ると剥がれにくくなりますよ。
シルクを切ったら爪に貼る部分を触らないように持ち(ピンセットがあればピンセットを使うと◎)亀裂をカバーするようにシルクを貼ります。
シルクを貼ったら爪と密着させましょう。できればビニール等で密着させたいですが、難しければ指で押してもOKです。あまり強く押しすぎるとシルクがずれてしまうので注意してくださいね。
密着させたらグルーをシルクに塗っていきます。シルクだけではなく、少し奥側から塗ってください。
グルーを乾かします。アクティベーター(グルーを早く乾かす速乾剤)があれば使ってもOKです。
グルーが乾いたら、余ったシルクをファイルで削って取ります。ファイルを斜め下に向かって削るとキレイに取れますよ。
余ったシルクが取れたらあと2〜3回グルーを塗ります。横から見た時に凸凹しないように塗ると仕上がりがキレイになりますよ。
凹んでいるところがあればそこにグルーを足してもOK。グルーを塗って乾いたら表面の形を整えます。凸凹が多ければファイルで整えてからスポンジバッファで磨いてください。
もともと凸凹があまりなければスポンジバッファのみでもOKですよ。磨いたら完成です!
こんな感じで亀裂が補強されました。グルーで応急処置するだけよりも強いので、多少の衝撃には耐えられます。
ジェルネイルをしたい方はこの上からジェルネイルをのせても大丈夫ですよ〜!
ネイルの亀裂はシルクラップで補強
以上、ネイルの亀裂を補強するシルクラップをご紹介しました。
亀裂の補強で最も強いのはアクリル(スカルプチュア)なのですがこれは専門の知識や技術が必要で、間違った取り扱い方をすると危険なもの。
その点シルクラップはアクリルよりも簡単なので、セルフネイラーの方はぜひシルクラップを試してみてくださいね!参考になれば幸いです。