指先を彩るジェルネイル。爪が綺麗だとテンションも上がりますし、ジェルネイルは欠かせない!という方も多いと思います。
もちろんある程度気を使って過ごしていれば大丈夫なのですが、間違った取り扱いをしてしまうと爪にトラブルが起きてしまうことも…。
そこで今回はジェルネイルで起きるトラブルとその対処方法をまとめてみました。
ジェルネイルのトラブル:亀裂や欠け
まずはジェルネイルの亀裂や欠けについて。ジェルネイルは自爪よりも厚みが出るため「大丈夫でしょ」と自爪でいる時よりも雑に扱ってしまうこともあると思います。
ある程度は問題ないとは言え、負荷をかけすぎると亀裂が入ってしまったり欠けてしまうことも。
ジェルネイルだけやフリーエッジ(爪が伸びた白い部分)だけが欠けたり亀裂が入る分にはまだ良いですが、自爪が欠けたり亀裂が入ってしまうと出血や炎症を起こしたりしてしまいます。
亀裂や欠けの対処方法
亀裂や欠けの対処方法は、まずはジェルネイルにあまり負荷をかけないようにすることです。
例えば缶ジュースや缶詰を開ける時にプルタブを爪で開けたるのはNG!必ず指の腹を使ったり、道具を使ったりしましょう。
伸びた爪は表からの負荷にはある程度耐えられますが、裏側からの負荷に弱いです。思い荷物を持つ時も爪が引っかかって負荷がかからないようにしてくださいね。
また、爪が伸びれば伸びた分だけ亀裂や欠けが入りやすくなります。3週間〜1ヶ月経ったら必ずオフや付替えをするようにしましょう。
ジェルネイルのトラブル:乾燥
自爪を痛めるのは乾燥が主な原因です。爪が乾燥すると二枚爪になったり欠けたりとボロボロに。
ジェルネイルが爪を乾燥させることはないのですが、ジェルネイルを外す時に使うリムーバーに乾燥成分が入っています。
短いスパンで頻繁にジェルネイルをオフするとどんどん乾燥していくので注意が必要です。
乾燥の対処方法
乾燥を防ぐには、まずは頻繁なオフをしないこと。必ず3週間〜1ヶ月の期間を空けてオフするようにしてください。
また、甘皮部分にキューティクルオイルを塗って保湿するのも◎です。
ジェルネイルのトラブル:グリーンネイル
ジェルネイルで最も怖いのがグリーンネイルです。自爪とジェルの密着がなくなり浮いてきたところに水などが入り込み、蒸発できずにいると爪に緑膿菌が繁殖し緑色になります。
グリーンネイルになると、その緑の部分が伸び切ってなくなるまでジェルネイルができません。
グリーンネイルの対処方法
ジェルネイルは時間が経つにつれ、自爪との密着が弱まり浮いてくる場合があります。
浮いたままにしておくとグリーンネイルの原因になりますので、必ず3週間〜1ヶ月経ったらオフまたは付け替えて放置しないようにしましょう。
もちろん3週間経つ前に浮いてきてしまったらオフする必要がありますが、その場合はネイリストの技術不足や使用しているジェルとの相性が悪いことが考えられます。
いつも3週間経つ前に浮いてきてしまう…という方がいらっしゃったら、使用するジェルを変えてみたり違うネイルサロンを試してみるといいかもしれません。
ジェルネイルのトラブル:アレルギー
ジェルネイルをするとなんだか痒い…なんて時は要注意。ジェルネイルに関連するものでアレルギーの発症が分かっているものが以下となります。
- HEMA:多くのジェルネイルの原料として使われている成分。ソフトコンタクトレンズや歯の詰め物の接着剤としても使われている
- アセトン:ジェルをオフする際に使うリムーバーに含まれる成分
- エタノール:未硬化ジェルを拭き取ったり、施術前の消毒に使われる
- 紫外線:ジェルネイルを硬化させる時に使う
- その他ジェルネイルに含まれる成分
「痒い=ジェルネイルの成分でアレルギー」というわけではないので、ジェルネイルを付けると痒くなるという方はどの成分に反応しているのか知ることが重要です。
アレルギーの対処方法
まずは病院を受診し原因が本当にジェルネイルなのかどうか、そしてどの成分に反応しているのか判断することが重要です。
エタノールが原因ならエタノールを使わずに施術してもらえるようネイルサロンへお願いもできますし、疲れていたり免疫力が落ちているときなどに一時的にかゆみを感じる方もいらっしゃるので「痒くなったからもうジェルネイルできないのか…」と残念がらず、まずは受診して確かめてみてくださいね。
まとめ
以上ジェルネイルによる爪のトラブルとその対処方法をご紹介しました。まとめると、
- なるべく爪に負荷をかけない
- 3週間〜1ヶ月でオフする・付け替える
- 浮いたまま放置しない
- 頻繁なオフはNG
- キューティクルオイルを使って保湿する
- かゆみや痛みが出たら病院へ
となります。ジェルネイルで爪にトラブルが起こるかも…と不安な方は参考にしてみてくださいね!