昨年、韓国から上陸した「GELATO FACTORY(ジェラートファクトリー)」のネイルシール。
ネイル初心者でも簡単に可愛いネイルを手に入れられるらしいのですが、普通のネイルシールとは違うの?付け方は?持ちは良いの?良いところと悪いところは?など気になることがたくさん!
ということで今回は実際にジェラートファクトリーを現役ネイリストが試してみました。気になっている方はぜひ参考にしてみてくださいね!
ジェラートファクトリーとは
2019年韓国から上陸したジェラートファクトリー。「GELATO FACTORY」というメーカーが発売しているネイルシールです。
ネイルシールとは言っても安っぽいものではなく、ジェルネイルのような艶や持ちの良さがウリのようですよ。しかもネイル初心者でも簡単に取り付けられるとのこと。
ジェラートファクトリーの種類
どうやら一言でジェラートファクトリーといっても種類があるようです。
パーフェクトフィット
100%ジェルで作られ、完璧な密着力と光沢。サロンクオリティのネイルが手に入る。持ちが良い
フットネイルシール
本物のジェル成分で作られたフット用ジェルネイルシール。貼って削るだけでOK。
プチプラジェルネイルシール
本物のジェルで作られたプチプラジェルネイルシール。持ちはそこまで良くないため休日にネイルを楽しむ用途向き。
フットネイルチップ
保護シートを剥がして爪に装着するだけ。よくあるチップタイプ。
・・・・・
韓国ブランドだからか説明が非常に分かりづらく、ぶっちゃけ公式サイトを見ても違いがよく分かりません。「パーフェクトフィット」も「フェット」と書いてあったりw
ただどうやらジェルネイルに近いのは「パーフェクトフィット」のようなので、今回は「パーフェクトフィット」について詳しくご紹介したいと思います。
ジェラートファクトリーのメリット
ジェラートファクトリーの良いところ、メリットは以下。
価格が安い
ジェラートファクトリーのほとんどが1,000円前後。ネイルサロンでジェルネイルをやることを考えるとめちゃくちゃ安いですね。
ジェラートファクトリーを購入するには公式サイト、もしくは楽天市場の公式ショップが利用できます。
商品価格 | 送料 | 送料無料ライン | |
公式サイト | 1,000円前後 | 全国一律350円 | 4,000円以上の購入 |
楽天市場公式ショップ | 1,500円前後 | 350円(神奈川県の場合) | 3,980円(神奈川県の場合) |
ちなみに楽天市場のジェラートファクトリー公式ショップでは以下のページにあるパーフェクトフィット20種の中から3つ選んで購入するとロゴ入りのコンパクトジェルランプが貰えるようです(※記事執筆時点。ご購入の際に必ず確認してください)。
1,500円×3個=4,500円なら送料も無料ですし、ジェルランプを持っていない方には良いかも知れません。
ネイル初心者でも簡単
自分の爪に合わせて貼り、余った部分を削る。45秒程度UVライトで硬化し完成。1本5分もかからずにできるのは良いですね(実際にどうなのかは後ほど詳しくご紹介)。
ちなみに削るのも面倒!UVライトも持っていない!という場合は削らず爪で切るだけ、自然光に1分程度晒すだけでもOKとのことですよ。
爪が痛みにくい
ジェルネイルは自爪を削る場合が多いですが、ジェラートファクトリーは削る必要なし。その分、爪が傷みにくいようです。
持ちが良い
ジェルネイル(3週間〜1ヶ月程度)と比べると劣りますが、それでも2週間程度は持つと言われているジェラートファクトリー(パーフェクトフィットの場合)。
1,000円前後の価格を考えると十分な持ちとも言えますね。
ジェラートファクトリーのデメリット
ではジェラートファクトリーのデメリットは…というと、現時点では見つかりません。公式サイトが分かりづらいことぐらいでしょうか…w
ということで実際に試していきますよー!
ジェラートファクトリーを現役ネイリストが試してみた
デメリットがなさそうなジェラートファクトリー、実際はどうでしょうか。
購入したジェラートファクトリーは
今回わたしが購入したのはパーフェクトフィットの「ディープブルーシェル」。
評価も4.7と上々でデザインも可愛い!公式サイトから購入したのですが、これで900円+送料350円=1,250円でした。
注文から到着まで
わたしがジェラートファクトリーを注文(クレジットカード払い)してから届くまで、以下のような日程でした。
- 注文日時:8月21日(金)15時18分
- 注文確定のメール:8月21日(金)15時20分
- 発送完了のメール:8月21日(金)18時15分
- 商品到着:8月28日(金)14時
韓国からの発送なので1週間かかりました。
ちなみに発送完了のメールにはヤマト運輸や佐川急便の名前が書かれていて「ん?どっちで配送しているんだ?」と分かりづらかったのですが、今回のわたしの場合は佐川急便の海外配送サービスが使われていて、送り状番号での追跡もできましたよ。
ジェラートファクトリーの内容物は
ジェラートファクトリーはこのようなダンボールに入って届きました。
開封すると非常にシンプルw ジェラートファクトリー1つだけが入っていましたよ。
ジェラートファクトリーの箱はこんな感じ。表面は入っているジェラートファクトリーのデザインが描かれていて、
裏面は韓国語の説明が書いてあります。
開けるとジェラートファクトリー本体とファイルが。
袋を開けるとジェラートファクトリーと説明書(韓国語のみ)が入っていました。
ジェラートファクトリーを付けるために必要なもの
- ジェラートファクトリー
- ファイル(ジェラートファクトリーに付属されているものでOK)
- プレプライマー
- ピンセット
- UVライト
- スポンジバッファー
ジェラートファクトリーの付け方
ジェラートファクトリーの付ける前に、持ちを良くするためにまずはプレプライマーを塗って爪の水分と油分を除去します。
ジェラートファクトリーを自分の爪の大きさに合わせて選びます。
決まったら透明の保護フィルムを剥がし…
キューティクルラインから1mm程度離した位置に貼ります。接着面に触れないよう、できればピンセットを使うのがベター。
余った部分をファイルで削り取ります。
スポンジバッファでエッジ(爪の先端)をなめらかに整え、
最後にUVライトで45秒程度硬化して完成!
30分で両手まで完成できました。
さて出来はというと…パッと見はかなり綺麗なんですが、やはりサイズがシビア。
色が透明に近いとあまり分からないですが、
濃いものはサイズの小ささがかなり目立ちます。これめちゃくちゃダサいですよね(´Д⊂グスン
キューティクルラインも真っ直ぐで自爪のキューティクルラインに合っていません(わかりやすくするため写真のコントラスト比を上げています)。
私の自爪は小さくもなく大きくもなくだと思うんですが、ジェラートファクトリーは基本的に小さめの作りになっているようです。
また、UVライトで硬化したあともあまり硬度が出ずジェルと比べると薄い(弱い)印象。爪が薄いから強化するために…という方にはちょっと頼りないかもしれません。
ジェラートファクトリーを付けて生活してみる
ジェラートファクトリーを付けたまま生活します。
ちなみに普段つけているジェルネイルの場合大体3週間〜1ヶ月で付け替えをしていますが、その間ジェルネイルが浮くことはありません(ごくまれに右手中指の根本側が少し浮くことがありますが、その他の指はまったく浮きません)。
果たしてジェラートファクトリーの持ちはどうでしょうか。
付けてから1日目
洗い物をして洗濯をしてお風呂に入って…としたあと。当然(?)変化はありません。
付けてから3日目
なんの変化もありません。
付けてから5日目
右手の親指のエッジ(爪の先端)が目立つようになってきました。他の指は大きな変化はありません。
付けてから1週間目(7日目)
右手中指の根本側が浮いてきました。
そして右手薬指の自爪に亀裂が。これだけ隙間が開いていたら自爪のままの状態と同じですし亀裂も入りやすいですね…(ネイルグルーで応急処置します)。
付けてから10日目
ここに来て右手だけでなく、左手もかなりボロボロに…。
ちょっと見づらいですが左手人差し指と中指のエッジから浮いてきています。そして左手も親指と人差し指がエッジから。
洋服や髪の毛に引っかかるので、限界が近くなってきました(´Д⊂
付けてから11日目
右手の人差し指がついに剥がれてしまいました。
他の指もエッジが浮いて引っかかりまくるということで、ここでジェラートファクトリーの試用は終了します。
ジェラートファクトリーをオフする方法
ジェラートファクトリー公式では付属のウッドスティックを使って爪の横から剥がしていくとアナウンスしています。ということでそれを試してみました。
意外とすんなりウッドスティックが入ります。ちょっと剥がれたら、
そこからゆっくりペリペリ…と剥がしていきます(写真を撮り損ねたため違う指ですいません)。感触としてはちょっと粘着が強いテープを剥がしている感じ。
剥がしたジェラートファクトリーの裏側(爪と密着していた側)を見てみると、やはり多少は自爪を一緒に持っていってしまっていました。
とは言え、そこまで痛んだ感じはしません。
しかし少なからず自爪へのダメージはあるので、気になる方はジェルリムーバーで落とすのがベターです(リムーバーを染み込ませたコットンを爪の上に置き、アルミホイルで巻いて10分放置)。
ジェラートファクトリーの持ちは今回は10日(おそらく長く持つ方でも2週間ほどかと思います)でした。
そのためジェラートファクトリーを付けて10日でオフし、すぐにまた新しいジェラートファクトリーを付け…と繰り返すと自爪にダメージを与える可能性が高いです。
少なくとも10日でオフしたら1週間は空けてから新しいジェラートファクトリーを付ける…というように、オフは3週間〜1ヶ月に1回に抑えることをオススメします。
ジェラートファクトリーを実際に付けてみた感想
ジェラートファクトリーを実際に付けてみた個人的な感想を綴ります。
装着方法は
硬化する前のジェラートファクトリーは柔らかいので、ちょっと力を入れるとすぐに傷がついてしまうので注意が必要でした。それ以外はサイズ選びだけ気をつければ超簡単。
利き手に付けるのもそこまで大変ではありませんでしたよ。
付け心地は
先ほども言った通り爪のサイズに合ったものがなく、隙間が非常に気になります。一番サイズに合っていなかった右手薬指は自爪の部分に亀裂が入ってしまいましたし…。
厚みもちょっと物足りない感じです。デザインは可愛いんですけどね。
持ちは
今回わたしの場合、持ちは10日強。ジェルネイルよりはやはり劣りますが、送料込1,250円で10日持てばいいのではないでしょうか?
例えば「普段はネイルできないけど、旅行する時だけ」という方にはピッタリの製品かと思います。
オフの手軽さは
ペリペリと簡単に剥がれるのでめちゃくちゃ手軽でした。とは言え自爪に多少のダメージはあるので、気になる方はジェルネイルと同様にジェルリムーバーを使ってオフすることをオススメします。
まとめ
ということでジェラートファクトリーのメリットや付け方、実際の持ちやオフの方法までご紹介しました。最後にまとめると、
- ジェルネイルよりも安い
- デザインも可愛い!
- サイズはシビア
- 厚みが少し物足りない
- 持ちは10日から、長くても2週間程度
- オフはペリペリと簡単に剥がせる(自爪へのダメージは多少アリ)
といったところ。
個人的にはジェルネイルの代わりとしては難しいけど、短い期間(旅行等)だけ楽しむならまったく問題なし!という結論です。
ジェラートファクトリーが気になっている方の参考になれば幸いです(´∀`*)
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