ネイルサロンが高い理由は?高いと思ってしまうワケは?

「ネイルサロンに行ったら、予想していたお会計よりも高かった!」

そんな経験がある方、少なくないかもしれません。

そこで今回は、ネイルサロンが高い理由や高いと思ってしまうワケについて現役ネイリストによる考察をご紹介したいと思います。

ネイルサロンが高い理由

まず「予想したより高かった!」という理由について考察をご紹介する前に、ネイルサロンの価格設定についてご説明いたします。

星の数ほどあるネイルサロンは店舗によって価格が異なりますが、一般的なジェルネイルの場合8,000円前後のサロンが多いと思います。

しかしネイルサロンによってはそれ以上の価格設定をしているところもあり…まずはその理由について見てみましょう。

地価が高い場所にある

例えば青山、六本木、表参道、銀座と言った一等地や、白金や田園調布、松濤などの高級住宅街などにあるネイルサロンはやはり家賃が高いため、ネイル代も高くなる傾向にあります。

また、高級住宅街ではお客様もその周辺に住むリッチな方が多いため、逆に安すぎるとお客様が来ない=平均価格よりも高い価格設定にしている、という話も聞きます。

路面店である

マンションの一室やショッピングセンターの店舗として入っているネイルサロン、雑居ビルの2F以上にあるネイルサロンよりも、路面店のネイルサロンのほうが高くなる傾向にあります。

やはり歩いているだけで目につく路面店はそれだけで宣伝効果がある=家賃も高い=ネイル代も高くなる、というわけですね。

いわゆる高級店である

全室個室だったり、内装が豪華だったり、全席リクライニングシートが用意されていたり…そんなネイルサロンは内装費にお金がかかっています。また、そういうサロンは大体の場合が路面店ですのでやはりネイル代は高くなるでしょう。

ネイリストの技術レベルが高い

例えばネイルコンテストで優勝したことがあるネイリストだったり、認定講師(※詳しくはこちら)のネイリストだったりと高い技術を持つネイリストのネイルサロンはやはりネイル代も高めに設定されていることが多いです。

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以上が、ネイル代を高く設定している大まかな理由です。

予想より高い!と感じるワケ

さて「ネイルサロンによっては色んな理由でネイル代が高く設定されている」ということが分かりましたが、どれにも当てはまらないのに高い!と感じてしまう場合も残念ながらあります。

ここからはあくまで現役ネイリストである”わたし個人の考察”ということでご紹介しますね。

メニューが分かりにくい

例えば私のネイルサロン「移動式ネイルサロンserinail」では一律料金を採用しています。

  • ワンカラー(一色塗り)ジェルネイル:7,000円
  • サンプルからアート選び放題ジェルネイル:8,000円

100種類以上あるサンプルからアートが選び放題なので、どんなアートでも基本的に8,000円以上かかることはありません。

他のネイルサロンでも「60分アートし放題で○○円」など一律料金を取り入れているところは多いですが、気をつけなければならないのがアートによって価格が変わるネイルサロン。

ワンカラーは5,000円と安いけど、フレンチなら+2,000円、マグネットなら+1,500円、ストーンは1個100円…など加算方式のメニューを取り入れているところはお会計時に「え、こんなに!?」と思うことが多いです。

加算方式のネイルサロンでは最初にデザインを決めて、金額を確認してから施術してもらった方が安心ですよ。

初回だけが安い

美容情報サイトなどに掲載されているネイルサロンの場合、初回はクーポンで安いけど2回目以降は高くなるパターンが多いです。

例:初回は6,000円だけど2回目以降のリピーターは10,000円 etc

わたしの経験では美容院だったんですが、初回〜3回目までは1回平均8,000円だったのに4回目以降は価格が異なり、いきなり1万5,000円取られたことがありました(苦笑)。

もちろん知らなかった・確認しなかった自分が悪いと言えばそれまでなんですが、やっぱりそれ以降行かなくなってしまいましたね…。美容情報サイトなどで予約する場合は2回目以降の価格をチェックしておくと安心です!

ボッタクリ店である

ネイルサロンがボッタクリサロンだった…というのは、わたしの長いネイリスト歴でも実際に聞いたことはありません。が、調べてみると「ボッタクリ」と言わざるを得ない経験をした方がちらほら。

例えば「hiiiichan712のブログ」さんでは初めて行ったサロンでジェルのオフなら無料なのにマニキュアのオフは1本200円(10本で2,000円)がかかるという謎の価格設定だったとのこと。

ジェルオフが無料なのに、ジェルオフより手間がかからないマニキュアオフが2,000円というのはさすがに理由が分かりませんし、ボッタクリと思われてしまってもしょうがないですね…。

あとは「注文したデザインとまったく違うデザインになったのに料金はしっかり取られた」「すぐ浮いた(欠けた)」などの場合にボッタクリと思ってしまう方が多いようです。

こういう場合はイコールそのネイリスト(ネイルサロン)の技術レベルが低いということなので、良いネイルサロンを見分けることが重要です(※良いネイルサロンの選び方はこちら)。

納得行く価格のネイルサロンを選ぼう

以上、ネイルサロンが高い理由、そして予想より高い!と思ってしまうワケについて考察をご紹介しました。

最後にご紹介した通り、例えば「ジェルネイルが3,000円でもすぐに浮いた(欠けた)」という場合は3,000円という安い価格でも高い!と思ってしまうもの。

もちろん技術レベルに関しては実際に行ってみないとわからないということもあるのですが、予約前に口コミを見てみるなど対策を取ると安心です。

良いネイルサロンの選び方は以下の記事でご紹介していますので、ぜひそちらも参考にしてみてくださいね。

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