せっかくネイルサロンに行ってお金を払ってネイルをしてもらったけど、仕上がりがどうしても気に入らない!すぐに浮いてきた!なんて時。
ネイルサロンに電話してみようかな?クレームを入れても大丈夫?無料でお直ししてもらえる?返金はしてもらえる?モンスタークレーマーになっちゃわないかな?と不安ですよね。
そこで今回はネイルサロンにクレームを入れてOKなパターンとNGなパターン、そして上手なクレームの入れ方をご紹介します!
※本記事では「クレーム=ネイルの不具合に対する改善要求」の意味で使用しています。感情的に不満を訴える意味で使用していませんのでご了承ください。
ネイルサロンの無料お直しについて
クレームを入れる前にまずは行ったネイルサロンの無料お直し期間についてチェックしましょう。ほとんどすべてのネイルサロンでは、
- 浮きや欠け
- アート(ストーン)が取れた
という場合に「○日以内なら無料でお直ししますよ」という期間を設けています。もしこの期間にネイルになんらかの不具合が起きたらネイルサロンへクレームを入れてみましょう。
ネイルサロンにクレームを入れてOKなパターン
まずはクレームを入れるべきパターンから。
すぐに浮いてきた
ジェルネイルやスカルプチュアの場合、通常だと3週間〜1ヶ月は持ちます。時間が経てば少しずつ浮いてきてしまうものですが、仕上がりから1日や2日(※ネイルサロンが定める無料お直し期間内)で浮いてきたら、それはクレームを入れてOK!
この場合ネイリストの技術不足もありますが、ジェルネイルやスカルプチュアには爪との相性もあります。
「あのネイリストが下手だからすぐ浮いてきたんだ!」と怒る気持ちももちろん分かりますが、もしかしたら自分の爪と相性が悪かったのかも…ということも頭の片隅に入れておきたいですね。
アート(ストーン)が取れた
ストーンがきちんと接着されていないと、ちょっとした衝撃ですぐに取れてしまう場合があります。
ネイルサロンによってはストーンなどが取れた場合も無料お直しの対象としているので、対象となっている場合はもちろんクレームを入れてOKです。
ネイルサロンにクレームを入れるのはNGかも…なパターン
続いて、クレームを入れるのはちょっと考えた方がいいかも…なパターンを見てみましょう。
自分の不注意による浮きや欠け
ジェルネイルやスカルプチュアは例えばドアにぶつけた等、爪に圧力がかかるとその衝撃で浮いてきてしまう場合があります。
そのため「すぐに浮いてきたという時はネイルサロンへクレームを」と先ほど言いましたが、自分の不注意の場合は無料お直しの対象にならない可能性があることを覚えておきましょう。
自分の不注意によるアート(ストーン)の取れ
こちらも浮きや欠けと同じで、自分の不注意で取れてしまった場合は無料お直しの対象とならない可能性があります。そもそもストーンは非常に取れやすいのでネイルサロンでは多少の衝撃では取れないよう接着しています。
そのためストーンの取れは無料お直しの対象としていないネイルサロンも。もし取れてしまった場合は行ったネイルサロンの保証内容について確認してみてくださいね。
デザインが気に入らない
やってもらった時は気にならなかったけど、やっぱりこのデザインは気に入らないな…という時。せっかくお金を払ったんだし直して欲しい!と思ってしまいますが、後日デザインを変更というのは出来ないネイルサロンがほとんどです。もし、
- デザインが気に入らない
- 爪の形や厚みが気になる
- アートが気に入らない
- 色が気に入らない
という時は、施術中に伝えるようにしましょう(施術中や施術後に上手く伝える方法は後述)。
クレームの上手な入れ方
それではネイルサロンへクレームを入れる上手な方法を見てみましょう。
浮きや欠け、アート(ストーン)が取れた場合
ネイルサロンへクレームを入れる際に伝えるべきことは、
- いつ来店したか
- 名前
- やった内容(ジェルネイルやスカルプチュアなど)
- どういう状態になったか(浮いてきた、欠けてしまったなど)
です。自分の過失でない場合は怒りがこみ上げてきてしまうこともありますが、冷静に事実だけを伝えるようにしましょう。
というような会話になるでしょう。
多くのネイルサロンでは、浮きや欠けなどがあった場合は3日以内に連絡、1週間以内の来店を保証期間としています。その場合、今回の例だと
- 9月20日にネイルサロンで施術
- 9月23日までに不具合があればネイルサロンへ連絡
- 9月27日までに来店し、直してもらう
となります。ネイルサロンがそれぞれ定める期間内に来店するようにしましょう。
デザインが気に入らない等の場合
デザインが気に入らない、色が気に入らない、爪の厚みが気になる…などは施術中に!と先ほど言いましたが、ネイリストとしては後日のクレームは絶対に避けたいもの。
なので施術中に「ここが気になる」などと言われる分には逆にありがたく感じるネイリストがほとんどかと思います。例えば色が気に入らないなら、色を塗っている時に
と言えばOK。ジェルネイルの場合ライトに入れて硬化したあとに色を変えるのは難しいので、やっぱり色を変えたい!となったら塗っている最中にすぐに言いましょう。
デザインやアートも同様です。硬化してからでは遅いので、変えるなら今!やっている最中ならいくらでも変更してくれます。もちろん変更が何度もあると嫌がられてしまうので気をつけてくださいね。
返金はできる?
無料でお直ししてくれる保証期間内だけど、来店する時間がないから返金して欲しい…という場合もあるかと思いますが、結論から言うと返金対応してくれるネイルサロンは少ないです。
例えば施術中に皮膚を傷つけて出血させてしまった、怪我をさせてしまった…という場合は返金するネイルサロンが多いと思いますが、後日の浮きや欠けなどで返金は難しいでしょう。返金可能なパターンは、
- 施術中に出血等の怪我をした
- 明らかに技術不足の仕上がりとなった
が考えられます。
しかし技術不足の仕上がりに関しては施術したネイリストとは別のネイリスト(店長などの場合が多い)が無料でお直しし返金はしない、という対応のネイルサロンが多いです。
どうしても保証期間内に来店できない!という場合は日時を相談すれば対応してくれるネイルサロンも多いので、返金を求めるよりもそちらを相談してみてくださいね。
まとめ
以上、ネイルサロンへのクレームについてご紹介しました。
「これってクレーム入れてもいいものなのかな?」「モンスタークレーマーと思われないかな…」と不安な方の参考になれば幸いです。
自分の過失ではなく施術後すぐに不具合が起きてしまった場合は心配せず連絡してみてくださいね!