最近はジェルネイルを付けている人もかなり増えネイルも日常のものとなりましたが、なんとなく「ネイルサロンはハードルが高くて…」「ジェルネイルってよく分からなくて…」という方もいらっしゃると思います。
そこで本記事ではネイルサロンやジェルネイルについてなど、ネイルにまつわるあれこれをQ&Aでご紹介。気になる疑問に現役ネイリストがお答えします!
- 1 ネイルサロンのQ&A
- 2 ジェルネイルのQ&A
- 2.1 ジェルネイルってなに?
- 2.2 ジェルネイルって種類がいっぱいあるの?
- 2.3 ジェルネイルってマニキュアとどう違うの?
- 2.4 ジェルネイルってどのくらい時間がかかるの?
- 2.5 ジェルネイルってどのくらい持つの?
- 2.6 ジェルネイルって値段はどのくらいかかるの?
- 2.7 ジェルネイルしたあとに気をつけることは?
- 2.8 ジェルネイルって爪が痛むの?
- 2.9 ジェルネイルってすぐ取れる(オフできる)?
- 2.10 ジェルネイルってどのくらいで付け替えればいいの?
- 2.11 ジェルネイルって爪が短くてもできる?
- 2.12 ジェルネイルが出来ない時ってどういう時?
- 2.13 ジェルネイルってやり続けても大丈夫なの?休憩は必要?
- 2.14 ジェルネイルで使うUVライトって日焼けするの?
- 2.15 ジェルネイルが取れてきたらどうするの?
- 2.16 ジェルネイルで爪にカビが生えるって本当?
- 2.17 ジェルネイルって1日だけできる?
- 3 最後に
ネイルサロンのQ&A
まずはネイルサロンについて。
ネイルサロンってなに?
ネイルサロンは爪に関するメニューを取り揃えている爪の専門店。
最近は「ジェルネイル(※後ほど詳しくご紹介します)」を取り扱っているネイルサロンが多いですが、ジェルネイル以外にも
- マニキュア:マニキュアを塗る
- スカルプチュア:長さを出せる人工爪を付ける
- ケア:爪の長さを整え、甘皮の処理をする爪のお手入れ
などネイルサロンによってさまざまなメニューがあります。
ネイルサロンって全部一緒なの?
ネイルサロンは数多くありますが、ネイルサロンによって取り扱っているメニューに違いがあります。例えば、
- ジェルネイルのみ
- スカルプチュアのみ
- フット(足)のメニューなし
- ケアだけのメニューはなし
- マニキュアのメニューはなし
など。メニュー以外にも「子連れOK」「個室」「ドリンクサービスあり」などそれぞれ特徴がありますよ。
ネイルサロンって予約制なの?
例えばショッピングモール内にあるネイルサロンなど、ネイルサロンによっては席が空いていれば予約をしていなくても受け付けてくれるところはあります。
一方で「完全予約制」のネイルサロンも多く、そういったネイルサロンは予約をしていないと突然来店しても受け付けてくれないので注意が必要です。当日いきなり行きたい!となったら「当日予約OK」のネイルサロンを選びましょう。
ネイルサロンってなんで値段が全然違うの?
メニューによって価格が異なるのは当たり前ですが、同じジェルネイルでもA店は5,000円、B店は10,000円となっていると「なんで?」と思ってしまいますよね。
これは使っているジェルの種類やネイリストの技術レベル、ネイルサロンの立地など理由はたくさんあります。
ここでお客様としてネイルサロンを選ぶ際に気をつけなければいけないのはネイリストの技術レベル。残念ながら中には「趣味の延長?」と思わざるを得ない安かろう悪かろうのネイルサロンも多くあります。
ジェルネイルの場合8,000円前後のネイルサロンが多いのでこれ以上安い場合は気をつけましょう。そのネイルサロンが掲載している実際のネイル写真などを見て確認しておくと安心です。
ネイルサロンへ行く前にデザインは決めておくべき?どう選べばいいの?
やろうと思っているデザインは、できれば決めておくとスムーズに施術が進みます。
「なかなか決められない」「ネイリストのアドバイスが欲しい」という場合は、少なくともイメージの色を決めておくといいですよ。その色味からネイリストがプロ目線でおすすめのデザインをアドバイスしてくれるはずです。
ただし中には「予約が詰まってて○時間以内に施術を終えなければならない」というネイルサロンもあります。そういう場合はデザインを決めるのに時間をかけすぎると、自分のやりたいデザインが出来ない可能性があるので気をつけてくださいね。
ネイルサロンへ行く前になにかしておくことはある?
ネイルサロンへ行く前に準備した方がいいことは特にありません。爪を整えたりせず、そのままの状態で行きましょう。
ただしフット(足)の予約をしている場合はフットバスに足を入れる可能性が高いので、膝ぐらいまで捲れる服装を選んだ方がベター。
また、ジェルネイルではなくマニキュア(ペディキュア)の予約をしてる場合は乾くのに時間がかかります。爪が触れないサンダルで行きましょう。
ネイルサロンってどう選べばいいの?
どういう基準でネイルサロンを選ぶべきか、というと
- やりたいメニューがあるか
- 価格は適正か(安すぎたり高すぎたりしないか)
- ネイリストの技術レベルは妥当か(ネイリスト検定1級所持が目安)
- 掲載されているネイルのデザインが自分の好みか(ネイリストとの好みが合う方が◎)
が基本になるかと思います。その他、
- 駅チカか
- 子連れはOKか
- プライベートが保たれている空間か
など自分の好みに合わせて選ぶといいですよ。
ジェルネイルのQ&A
続いてジェルネイルについて。
ジェルネイルってなに?
ジェルネイルとはUVライトで固まるジェル(樹脂)を使ったネイルのこと。塗る時は水飴のようにドロドロとしていますが、UVライトで固めると強度が出ます。
ジェルネイルって種類がいっぱいあるの?
ジェルネイルはいろんなメーカーが発売していて、例えば
- バイオジェル
- カルジェル
- プリジェル
- パラジェル
- プレスト
など数多くあり、ネイルサロンによって使っているジェルの種類は異なります。
また、「バイオジェルはすぐ取れちゃうけどカルジェルは持ちが良い」というように、ジェルの良し悪しではなく個人の爪によって合う合わないがある場合も。
「ジェルネイルはすぐ取れちゃうからなぁ」という方は、違うジェルを使っているネイルサロンを訪れてみるのも手ですよ。
ジェルネイルってマニキュアとどう違うの?
ジェルネイルとマニキュアは成分がまず違いますが、大きな違いは以下となっています。
ジェルネイル | マニキュア | |
固まる(乾燥)には | UVライトで硬化 | 自然乾燥 |
固まる(乾燥)までの時間は | 30秒〜1分 | 2時間以上(完全乾燥までは24時間) |
持ちは | 約3週間 | 約1週間 |
落とし方(オフ)は | 専用のジェルリムーバーが必要 | リムーバー(除光液) |
ジェルネイルってどのくらい時間がかかるの?
ネイルサロンやデザインにもよりますが、自爪の状態から完成まで1時間〜2時間程度かかります。
ジェルネイルってどのくらい持つの?
ジェルネイルは約3週間持ちます。3週間以上経ってくると根本が伸び、自爪からジェルが浮いてくることも。
ジェルネイルって値段はどのくらいかかるの?
ネイルサロンやデザインにもよりますが大体8,000円前後と考えておくといいでしょう。有名店や高級店は1万円を超えますし、マンションの一室で個人でやっているネイルサロンなら5,000円でできるところもあります。
ジェルネイルしたあとに気をつけることは?
約3週間持ちますが、綺麗なまま長持ちさせるにはいくつか気をつけた方がいいことがあります。
- なるべく爪の先端を使わない
- 食器を洗う時はゴム手袋をする
などがありますが、詳しくはぜひ以下の記事を見てみてくださいね。
▶ジェルネイルを長持ちさせる方法!ジェルを塗る前と塗ったあと
ジェルネイルって爪が痛むの?
「ジェルネイル=爪が痛む」と考えている方も多いですが、適切な施術を受けていればジェルネイルで爪が痛むことはありません。
爪が痛む大きな原因はオフによる乾燥。付けてすぐ取ってまた付けて…と繰り返すと爪は痛んでしまいますが、3週間程度で付け替えをするなら痛むことはありません。
むしろ元々爪が薄くて…なんて方はジェルネイルをすることによって爪を強く育てることもできますよ。
ジェルネイルってすぐ取れる(オフできる)?
ジェルネイルはマニキュアと違い、すぐに落とすことはできません。
専用のジェルリムーバーを使ってオフする必要があるので、ネイルサロンでは30分前後、自分でオフするとなると1時間前後かかると考えておいた方がいいでしょう。
自分でジェルネイルをオフする方法、注意点はこちらの記事をご覧ください。
ジェルネイルってどのくらいで付け替えればいいの?
付け替えは3週間程度が目安です。3週間より前に頻繁に付け替えると爪が痛む可能性がありますし、3週間以上経つと根本が浮いてそこに水が入って雑菌が繁殖、グリーンネイルの原因となることもあります。
3週間〜1ヶ月程度で付け替えると安心です。
ジェルネイルって爪が短くてもできる?
爪が短くてもジェルネイルをすることは可能です。
ただしジェルネイルは爪の先端(エッジ)という部分にも塗ることにより持ちが良くなります。あまりにも短いとこのエッジ部分にジェルが塗れないため、持ちが悪くなる可能性が。
そのためできることなら3mm程度伸びてからジェルネイルをすることをオススメします。
ジェルネイルが出来ない時ってどういう時?
基本的にジェルネイルは短かったり薄かったりなどどんな爪の状態でも付けることができます。ただし、
- 爪がグリーンネイルになっている時
- 爪に悪性腫瘍(メラノーマ)ができた時
- 水虫があるとき
などの病気を患っている場合はジェルネイルはできません。
ジェルネイルってやり続けても大丈夫なの?休憩は必要?
ジェルネイルは正しい施術と3週間という一定期間をあけての付け替えをしている限り、やり続けても大丈夫です。特に休憩する必要はありません。
私の場合は15年近くスカルプやジェルをやり続けていますが(15年のうち自爪でいたのは出産前後の10日間ぐらい)まったく問題なし。むしろ元々爪が薄くて伸ばせなかったのですが、ジェルをやり続けて強くなってきていますよ。
ジェルネイルで使うUVライトって日焼けするの?
ジェルネイルで使うUVライトは日焼けします。とは言っても太陽光に比べれば微量ですが、気になる方はネイルサロンへ行く前に日焼け止めを塗っておくと安心ですよ。
ジェルネイルが取れてきたらどうするの?
日にちが経ってジェルネイルが浮いてきた(取れてきた)ら、できるだけ早めに付け替えるかオフしましょう。
この時、無理やり剥がすのは絶対にNG!ジェルと一緒に爪まで剥がれてしまい爪が痛んでしまいます。
ジェルネイルで爪にカビが生えるって本当?
ジェルネイルを浮いたまま放置するとそこに水が入って蒸発できずに雑菌が繁殖、グリーンネイルになることがあります。
緑色なので「カビが生えた!?」と思ってしまいますが、正しくは緑膿菌による疾患でカビではありません(ネイリストの間やネイルサロンではわかりやすく説明するため「カビ」と言うこともあります)。
ただ、カビではないとは言え疾患には変わりないのでグリーンネイルになると緑になった部分が伸び切るまでジェルネイルを付けることができません。
浮いてきたらオフすることを忘れず!意外と簡単にグリーンネイルになってしまうので気をつけてくださいね。
ジェルネイルって1日だけできる?
結婚式など特別な日のために1日だけジェルネイルを…というのは可能は可能です。ただし、
- すぐにオフすることはできない(専用のジェルリムーバーが必要、オフするのに30分以上かかる)
- 爪が痛む
ということは頭に入れておきましょう。
最後に
以上、ネイルサロンやジェルネイルについてのQ&Aをご紹介しました。
ネイルサロンに行くキッカケになれたら幸いです。
もし他に知りたいことがあればぜひコメントを残してくださいね!