「せっかくネイルサロンで高いお金を出して付けてもらったから、できるだけ長く付けていたいな」と考える方も多いと思いますが、ジェルネイルの付け替えは3週間〜4週間(約1ヶ月)と言われていますよね。
しかしこれって何か理由があるのでしょうか?実はネイルサロンがお客様に来てもらうために言ってるだけじゃないの?
ということで今回はジェルネイルの付け替え目安がなぜ約1ヶ月なのか、その理由を詳しくご紹介します!
ジェルネイルの付け替え目安が約1ヶ月の理由
デザインがお気に入りだったりすると、できるだけ長く付けていたいジェルネイルですが…付替え目安が約1ヶ月というのにはいくつか理由があります。
折れる・亀裂が入る
個人差はありますが爪は1日約0.1mmずつ伸びるので、1ヶ月で約3mm程度伸びます。3mmと聞くと大したことないのでは?と思いがちですが、爪の3mmは割と長いんですよ。
こちらが実際に1ヶ月経って3mmほど伸びた状態のジェルネイルです⇓
根本がかなり目立ちますし、長さもだいぶ長く感じます。
この状態だと爪への負荷がかかりすぎてしまい、ストレスポイント(爪が肉の部分から離れる部分)から亀裂が入ってしまったり折れてしまうことも…。
浮く
「じゃあ伸びてきたら短く切ったらいいじゃない」と言う声が聞こえてきそうですが、ジェルネイルが付いたまま爪を切ったり削ったりすると先端からジェルネイルが浮いてしまいます。こんな感じで欠けてしまうことも⇓
見た目も悪くなりますし、浮いたところや欠けたところに引っ掛けて爪が折れたり亀裂が入ったり…そしてグリーンネイルになる可能性も大!
グリーンネイルになる
浮いたまま放置していると、グリーンネイルになってしまう可能性があります。グリーンネイルとは「緑膿菌」と呼ばれる菌のこと。
詳しくはこちらの記事でご紹介しているのですが、ジェルネイルが浮いた部分に水が入って蒸発できず緑膿菌が繁殖することで爪が緑色になります。緑膿菌はカビではないのですが、爪が緑色になるのでまさにカビのよう。
グリーンネイルになってしまうと見た目が悪くなるのはもちろん、伸び切るまでジェルネイルができないことがほとんどですので、絶対に避けたいところですね。
フットも気をつけよう
手のジェルネイルに関しては常に視界に入りますし、使いづらくなることでそろそろ付け替えないと…と思うことができますが、気をつけたいのが足のジェルネイル。
足の爪は手の爪よりも伸びる速度が遅い上に常に視界に入るわけでもなく、歩きづらくなることもないので放置しがちなのですが…
靴下やストッキングなどを履いた湿った場所は、グリーンネイルの正体である「緑膿菌」が繁殖しやすい環境なんです。
私もネイリストとして活動して15年以上経ちますが、手のグリーンネイルよりも足のグリーンネイルの方が見る機会が多かったです。ネイルポリッシュ(ペディキュア)でもグリーンネイルになった方もいらっしゃいました。
足は1ヶ月経っても3mmも伸びていない場合が多いのですが、グリーンネイルになってジェルネイルが当分できなくなってしまった…とならないよう、せめて1ヶ月〜1ヶ月半というスパンでは付け替えしたいところですね。
自爪のためにも1ヶ月スパンを守ろう
以上、ジェルネイルの付け替え目安が約1ヶ月の理由をご紹介しました。
- 爪が伸びると負荷がかかる
- 負荷がかかると亀裂が入ったり折れたりしてしまう
- 浮いてくるとグリーンネイルになる可能性大
- 手ももちろん、足も気をつけよう
参考になれば幸いです!
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